【吉祥寺ものもらい鍼灸】まぶたの腫れ、痛み、赤みでお悩みの方へ -武蔵野市を代表する鍼灸院

【吉祥寺ものもらい鍼灸】まぶたの腫れ、痛み、赤みでお悩みの方へ

2025.09.29

「まぶたの一部が赤く腫れて痛い」「まばたきするたびにゴロゴロとした異物感がある」「膿が溜まって化膿している」。このような症状は、「ものもらい」（医学的には麦粒腫や霰粒腫）かもしれません。ものもらいは、まぶたの汗腺や皮脂腺に細菌が感染して炎症を起こす（麦粒腫）、または脂が詰まってしこりになる（霰粒腫）病気です。通常は数日～数週間で治りますが、頻繁に再発したり、腫れや痛みが長引いたりする場合は、根本的な体質の改善が必要です。

この記事では、ものもらいの主な症状と原因、そして、つらい症状の早期緩和や再発防止に鍼灸がどのようにサポートできるのかをご紹介します。吉祥寺にある当院の鍼灸は、医療機関での診断と治療を前提に、ものもらいに伴う不調の緩和や、繰り返しやすい体質の改善を目指します。

あなたの不調は「ものもらい」？主な症状と必ず医療機関へ

ものもらいには、「麦粒腫」（細菌感染による炎症）と「霰粒腫」（脂腺の詰まりによるしこり）の2種類があり、それぞれ症状が異なります。

ものもらいの主な症状

・麦粒腫（急性炎症型：細菌感染）:
- 　　・痛みと腫れ: まぶたの一部が赤く腫れ上がり、強い痛みや熱感を伴います。
- 　　・化膿: 進行すると腫れの中心に黄色い膿が溜まります。
- 　　・異物感: まばたきするたびにゴロゴロとした異物感を覚えます。

・霰粒腫（慢性しこり型：脂腺の詰まり）:
- 　　・しこり: 痛みはほとんどなく、まぶたに硬くて丸いしこりができます。
- 　　・違和感: しこりが大きくなると、まぶたの形が変形したり、視界を遮ったりすることがあります。
- 　　・炎症を伴う場合: 霰粒腫に細菌が感染すると、赤く腫れて痛む「急性霰粒腫」となり、麦粒腫と似た症状が現れます。

重要な注意点：必ず医療機関を受診してください

ものもらいは、自然に治ることもありますが、症状が重い場合や視力に影響を及ぼすほど腫れている場合、なかなか治らない場合は、眼科などの医療機関を受診し、適切な診断と抗生物質の点眼・内服などの治療を受けることが必須です。特に、自己判断でしこりや膿をつぶしたりこすったりすることは、症状の悪化や感染の拡大につながるため、絶対に避けてください。

吉祥寺にある当院の鍼灸治療は、医療機関での診断と治療を前提としたものであり、症状の緩和や回復のサポートを目的としています。鍼灸単独で化膿したものを治療するものではありません。

なぜ「ものもらい」が起こるのか？東洋医学から見た目の問題　　　

ものもらいの原因は細菌感染や脂腺の詰まりですが、東洋医学では、その背景に免疫力の低下や体内の熱、ストレスが関わっていると捉えます。

東洋医学から見た「ものもらい」と体質

東洋医学では、まぶたの腫れや炎症を、五臓六腑の「肝（かん）」と「脾（ひ）」の機能異常と、体内の「熱」が関係していると考えます。

・肝火上炎（かんかじょうえん）: ストレスや過労、怒りなどにより「肝」の気の巡りが滞り、強い熱（火）が上衝して目に現れた状態。強い痛みや赤みを伴う急性期の麦粒腫と関連し、目の周囲の炎症につながります。
・脾胃湿熱（ひいしつねつ）: 暴飲暴食や脂っこいものの摂りすぎ、胃腸の弱りにより、体内に余分な水分や老廃物（湿熱）が溜まった状態。まぶたは「脾」と関わりが深いため、この湿熱がまぶたに溜まり、脂腺の詰まり（霰粒腫）や炎症を引き起こしやすくなります。

このように、ものもらいを「目の局所の問題」だけでなく、「全身の免疫状態や消化器系のバランスの乱れ」として捉え、根本的な体質からの改善を目指します。

【吉祥寺ものもらい鍼灸】がつらい症状にアプローチできる理由と目的

ものもらいに対する鍼灸治療は、現代医療の診断・治療を補完する形で行われます。鍼灸は主に、炎症の鎮静、痛みの緩和、そして再発しにくい体づくりを目的としています。

局所の炎症鎮静と血流改善: 急性期の場合、目の周囲の特定のツボや遠隔のツボを刺激することで、炎症を抑え、目の周りの血流を改善します。これにより、免疫細胞の働きを活性化させ、早期回復を促し、痛みや腫れの緩和をサポートします。
免疫力の向上と自律神経の調整: ものもらいは疲労やストレスによる免疫力低下時にできやすい傾向があります。全身のツボを刺激し、自律神経のバランスを整えることで、免疫力を高め、炎症に対する体の抵抗力をつけます。
東洋医学的アプローチによる体質改善: 吉祥寺にある当院の鍼灸治療では、患者様の体質（肝火、脾胃湿熱など）を見極め、根本的な原因にアプローチします。このように、暴飲暴食やストレスに負けない体づくりをサポートし、繰り返すものもらいの予防を目指します。

吉祥寺で「ものもらい」に伴う症状でお悩みなら当院の鍼灸へ

吉祥寺にある当院では、ものもらいと診断され、現代医療での治療を受けられている方で、まぶたの痛みや腫れ、頻繁な再発などにお悩みの方に対し、丁寧なカウンセリングとオーダーメイドの鍼灸治療を提供しています。

・医師との連携を重視: ものもらいは眼科受診が必須です。当院では、かかりつけの医師の診断を尊重し、安全で効果的なサポートを心がけています。
・痛みに配慮した優しい施術: 目の周りへの施術は細心の注意を払い、熱すぎない心地よいお灸や、ソフトな鍼刺激を行います。
・全身のバランスを重視: 局所の炎症だけでなく、その背景にある胃腸の弱りやストレスなど、統合的な視点からアプローチします。

自宅でできる！「ものもらい」のセルフケアとおすすめツボ押し

鍼灸院での治療や医療機関での指示と合わせて、ご自宅でもできるセルフケアを取り入れることで、症状の軽減を促すことができます。

・清潔保持の徹底: 目を触る前に必ず手を洗い、まぶたを清潔に保つことが最も重要です。
・温罨法（温湿布）: 特に霰粒腫や麦粒腫の初期～中期には、清潔なホットタオルなどでまぶたを1日3～4回温めることで、血流が促進され、膿や脂の排出を助けます。
・簡単なツボ押し: 以下のツボを優しく押したり、温めたりするのも効果的です。
- 　　・二間（じかん）: 手の甲、人差し指の付け根の関節のすぐ手前。ものもらいの特効穴として有名です。
- 　　・合谷（ごうこく）: 手の甲、親指と人差し指の骨が交わる付け根。全身の免疫力を高め、顔面部の炎症に効果があります。
- 　　・太衝（たいしょう）: 足の甲、親指と人差し指の骨が交わる付け根。ストレスによる気の滞りや、目の熱を冷ます効果があります。