つらい眼精疲労は鍼灸で解決!原因と対策を徹底解説

 

パソコンやスマホで疲れてない? 鍼灸でできる眼精疲労ケア

毎日パソコンやスマートフォンの操作が欠かせない現代で、眼精疲労に悩んでいませんか?

 

眼精疲労はWHOにも鍼灸の適応疾患として認められており、研究機関によってもその有用性が明らかになっています。

明治国際医療大学による研究結果
 『鍼治療による眼精疲労および眼精疲労軽減効果
こちらの研究では、日ごろから目の疲れを感じている96名(平均年齢23歳)を対象に行われ、攅竹や太陽などの目のツボや合谷や手三里などの手のツボを使って様々な鍼の手技を用いて行い、ほとんどの被験者でVAS(Visual Analogue Scale)の改善がみられたとのことです。

 

目がしょぼしょぼする」「目の奥がズーンと重い」「なんだか頭まで痛い…」といったつらい症状は、単なる目の疲れと放置すると、頭痛や肩こり、吐き気など、全身の不調につながることもあります。

そこで、この記事では、眼精疲労のメカニズムと、その改善に鍼灸がどのようにサポートできるのかをご紹介します。


あなたの目の疲れは「眼精疲労」かも?一般的な疲れとの違い

目の疲れを感じることは誰にでもありますが、「眼精疲労」は一般的な目の疲れとは少し違います。

・目の疲れ(眼疲労):一晩休めば回復する一時的な目の不調。

 

・眼精疲労:休息をとっても回復せず、目の痛み、かすみ、充血、奥の重さなどが続き、さらに頭痛、肩こり、吐き気といった全身症状を伴う状態。

 

また、デジタルデバイスの長時間使用は、まばたきの減少によるドライアイ、ディスプレイから発せられるブルーライト、近くを見続けることによる目の筋肉の酷使など、さまざまな要因で眼精疲労を引き起こす大きな要因となります。

 

パソコン・スマホでなぜ?眼精疲労が全身に及ぼす影響

「目が疲れているだけなのに、なぜ肩こりや頭痛が?」と感じるかもしれません。しかし、目と体は密接につながっています。

  • 首・肩の筋肉の緊張:目を使う作業では、無意識のうちに姿勢が悪くなったり、首や肩に力が入ったりしがちです。その結果、首や肩の血流が悪くなり、筋肉が硬直し、こりや痛みがひどくなります。

 

  • 自律神経の乱れ:目の酷使は、自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスを乱す原因にもなります。交感神経が優位になりすぎると、体が常に緊張状態になり、不眠やイライラ、消化不良などの不調につながることがあります。なぜなら、目のピント調節には自律神経が関わっているため、目の疲れがダイレクトに影響することもあるからです。

 

  • 血流の悪化:目の周りや首・肩の筋肉が緊張すると、顔や頭部への血流が悪くなります。これにより、目に十分な酸素や栄養が届かなくなり、さらに疲労感が蓄積されます。

 

眼精疲労の代表的な症状

眼精疲労の症状は、目だけでなく全身に及びます。

目の症状:

目のしょぼつき、乾燥感、異物感

目の奥の痛み、重さ

まぶしさ、かすみ目、ぼやけ

一時的な視力低下、焦点が合いにくい

目の充血、涙目

 

全身症状

頭痛(特にこめかみや後頭部)、頭重感

肩や首のこり、背中の痛み、腕のしびれ

めまい、吐き気、食欲不振

イライラ、不安感、集中力の低下、不眠

 

当てはまる症状が多いと感じたら、それは単なる目の疲れではなく、眼精疲労のサインかもしれません。

 

東洋医学から見た「目」と全身のつながり

東洋医学では、「目」は特に「肝(かん)」と深い関係があると考えられています。「肝」は血を貯蔵し、気の巡りをスムーズにする働き(疏泄)を担う臓腑です。目の使いすぎやストレスによって「肝」の働きが滞ると、血や気の巡りが悪くなり、眼精疲労だけでなく、頭痛、肩こり、イライラ、睡眠の質の低下といった全身症状として現れると考えます。

 

眼精疲労の改善に!鍼灸がもたらす体へのアプローチ

鍼灸では、単に目の症状だけを診るのではなく、体全体のバランスを整えることで眼精疲労の根本的な改善を目指します。

  1. 目の周りや頭部の血流改善 目の周り、頭部、首、肩などにある特定のツボに鍼やお灸でアプローチすることで、滞った血流を促進します。**その結果、**目に十分な酸素や栄養が行き渡りやすくなり、疲労物質の排出も促されます。目の緊張が和らぎ、視界がクリアになるのを実感できるでしょう。

  2. 筋肉の緊張緩和 パソコン作業などで凝り固まった首や肩の筋肉は、目への負担を増大させます。鍼灸は、これらの深部の筋肉の緊張を緩めることに優れています。**また、**筋肉が緩むことで姿勢も改善しやすくなり、結果的に目の負担が軽減されます。

  3. 自律神経のバランス調整 全身にあるツボを刺激することで、乱れた自律神経のバランスを整え、リラックス効果を高めます。**これにより、**交感神経の過緊張が和らぎ、睡眠の質が向上したり、精神的なストレスが軽減されたりすることで、結果的に目の疲労回復にもつながります。

当院の「眼精疲労」への鍼灸治療のこだわり

武蔵野市にある当院では、お一人おひとりの眼精疲労の状態や体質を丁寧にカウンセリングし、東洋医学的な診断に基づいて最適な施術プランをご提案しています。

 

  • 痛みの少ない施術: 細い鍼を使用し、痛みに配慮した丁寧な施術を心がけています。初めての方もご安心ください。

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  • オーダーメイド: 単に目の周りのツボだけでなく、全身のバランスを考慮し、お体の状態に合わせたオーダーメイドのツボを選定します。

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  • 根本改善へのアプローチ: 症状の一時的な緩和だけでなく、眼精疲労を引き起こす根本原因(血流、自律神経、筋肉の緊張など)に働きかけ、再発しにくい体質へと導きます。

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自宅でできる!眼精疲労のセルフケアとおすすめツボ押し

鍼灸院でのケアと合わせて、ご自宅でも簡単にできるセルフケアを取り入れてください。

 

目を休ませる:デジタルデバイスの使用中は、20分に一度は20秒間、20フィート(約6メートル)以上離れた場所を見る「20-20-20ルール」を意識しましょう。

 

目を温める:温かいタオルを目の上に乗せる、あるいは市販のホットアイマスクを使用するなどして、目の周りの血流を促します。

 

簡単なツボ押し

晴明(せいめい):目頭のやや上、鼻の付け根にあるツボ。

太陽(たいよう):こめかみ、眉尻と目尻の中間からやや外側にあるツボ。

風池(ふうち):首の後ろ、生え際で、耳の後ろにある骨(乳様突起)のすぐ下あたり。 これらのツボを優しく押したり、または円を描くようにマッサージしたりするのも効果的です

 

日常生活でできる「眼精疲労」対策

  • 作業環境の整備: ディスプレイの明るさを調整し、ブルーライトカット機能や眼鏡を活用しましょう。ディスプレイは目から40~60cm離し、目線よりやや下になるように調整するのが理想です。

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  • 適度な休憩: デスクワーク中も定期的に立ち上がって体を動かし、血行を促進しましょう。遠くを見たり、目を閉じたりするだけでも効果があります。

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  • 質の良い睡眠: 十分な睡眠は、目の回復に不可欠です。就寝前はデジタルデバイスの使用を控え、リラックスできる環境を整えましょう。

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  • バランスの取れた食事: 目の健康に必要なビタミンA、B群、C、Eや、アントシアニンなどの栄養素を意識して摂取しましょう。

 

武蔵野市で「眼精疲労」にお悩みなら、お気軽にご相談ください

「たかが目の疲れ」と放置せずに、そのつらい眼精疲労、ぜひ一度当院にご相談ください。武蔵野市にある当院では、東洋医学の視点から、あなたの体質や症状に合わせたオーダーメイドの施術で、眼精疲労の改善をサポートいたします。

目の疲れから解放され、仕事や趣味に集中できる、快適な毎日を過ごせるよう、心を込めてお手伝いさせていただきます。まずはお電話またはお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

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