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【吉祥寺 聴覚過敏 鍼灸】特定の音が響く、耳の不快感、ストレスでお悩みの方へ

「特定の音(食器の音、人の話し声、車の走行音など)が耳に突き刺さるように響く」「普通の音量なのに耐えがたいほどの不快感を感じる」「静かな場所でなければ落ち着かない」。このような症状は、「聴覚過敏(ちょうかくかびん)」の状態です。聴覚過敏は、内耳の感覚細胞や脳の音情報処理に異常が生じることで、本来気にならない音を過度に大きく、または不快に感じてしまう病態です。原因は、突発性難聴や顔面神経麻痺後の後遺症、または自律神経の極度の乱れやストレスの蓄積と深く関わっています。この不快感は、日常的な活動や人間関係にも影響を及ぼし、精神的な疲労を増大させます。
この記事では、聴覚過敏の主な症状と原因、そして、音への耐性を高め、つらい不快感を緩和するサポートに鍼灸がどのように役立つのかをご紹介します。吉祥寺にある当院の鍼灸は、医療機関での診断を前提に、耳の奥の筋肉(アブミ骨筋など)の緊張緩和、自律神経の安定、そして脳の音情報処理の過敏性を鎮めることを目指します。
あなたの不調は「聴覚過敏」?主な症状と必ず医療機関へ
聴覚過敏は、個人差が大きく、日常生活に支障をきたす深刻な苦痛を伴います。
聴覚過敏の主な症状
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・音への過剰な反応: 日常的な特定の音(高音域の金属音、キーボードの打鍵音、特定の人の声など)が、異常なほど大きく、不快または苦痛を伴って聞こえます。
- ・耳の奥の痛みや不快感: 音が響く際に、耳の奥にズキンとした痛みや、圧迫感、耳閉感を伴うことがあります。これは、音の調整を行うアブミ骨筋などの異常収縮が関与している場合があります。
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・集中力・疲労の低下: 常に音に気を遣い、情報処理に過剰なエネルギーを消費するため、極度の疲労や集中力の低下、イライラといった精神的な不調を招きます。
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・耳鳴りの併発: 聴覚過敏と同時に、または先行して、耳鳴りを併発しているケースが多く見られます。
重要な注意点:必ず医療機関を受診してください
聴覚過敏は、突発性難聴やメニエール病、その他の神経疾患などの症状として現れることがあります。自己判断せずに、症状を自覚したら速やかに耳鼻咽喉科などの医療機関を受診し、適切な診断を受けることが必須です。
吉祥寺にある当院の鍼灸治療は、医療機関での診断と治療を前提としたものであり、症状の緩和、自律神経の調整、音への耐性を高めるサポートを目的としています。鍼灸単独で聴覚過敏の原因疾患を治療するものではありません。
なぜ「聴覚過敏」が起こるのか?東洋医学から見た耳の問題
聴覚過敏の背景には、音の調整機構(アブミ骨筋など)の機能不全や、脳の情報処理の過敏性がありますが、東洋医学では、それを引き起こす「心と肝の過剰な興奮」に着目します。
東洋医学から見た「聴覚過敏」と体質
東洋医学では、聴覚過敏を、五臓六腑の「肝(かん)」、「心(しん)」、そして「腎(じん)」の機能異常と強く関連付けて捉えます。
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・肝火上炎(かんかじょうえん): 強いストレスや精神的な緊張、怒りなどにより、「肝」のエネルギーが過剰に高まり、熱(火)となって上(頭部・耳)へと突き上げる状態です。この「肝火」が聴覚神経を過敏にし、音への耐性を著しく低下させると考えます。
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・心火亢進(しんかこうしん): 「心」は精神活動や血液循環を司ります。過度な不安や不眠、精神的な興奮が続くと「心」にも熱がこもり、自律神経を乱し、聴覚過敏や耳鳴りとして現れます。
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・腎虚(じんきょ)によるコントロール不足: 「腎」は生命力と加齢を司り、耳の機能をコントロールしています。「腎」の力が弱まると、耳の神経の過敏性を抑える力が低下し、症状が悪化・固定化しやすくなると考えられます。
このように、聴覚過敏を「耳の局所の過敏さ」だけでなく、「全身の興奮状態と自律神経の乱れ」として捉え、音に耐えられる身体へ整えることを目指します。
【吉祥寺 聴覚過敏 鍼灸】がつらい症状にアプローチできる理由と目的
聴覚過敏に対する鍼灸治療は、現代医療の診断・治療を補完する形で行われます。鍼灸は主に、自律神経の安定、耳周辺の筋緊張の緩和、そして脳の過敏な状態を鎮めることを目的としています。
当院の施術:「過剰な興奮を鎮めるアプローチ」と「自律神経の安定」
当院の施術では、以下の流れで聴覚過敏にアプローチします。
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耳周辺の筋緊張と血流の改善: 耳の周囲、特に音の調整に関わるアブミ骨筋の機能と関連する顔面神経や後耳介動脈周辺のツボ(翳風、耳門など)に鍼刺激を施し、耳の奥の緊張を緩和します。これにより、耳の不快感や響きの緩和を目指します。
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自律神経の安定と「熱」の鎮静: 東洋医学の観点から、興奮した「肝火」や「心火」を鎮めるツボ(背中や手足のツボ)を使い、自律神経のバランスを整えます。心身をリラックス状態へ導くことで、脳が音に対して過敏に反応しすぎる状態を根本から改善するベースを作ります。
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睡眠と全身の疲労回復: 聴覚過敏による精神的・肉体的疲労は症状を悪化させます。全身調整で睡眠の質を向上させ、免疫力や胃腸の働きを高めることで、症状が固定化されるのを防ぎ、回復力を引き出します。
吉祥寺で「聴覚過敏」に伴う症状でお悩みなら当院の鍼灸へ
吉祥寺にある当院では、聴覚過敏と診断され、現代医療での治療を受けられている方で、音の響き、耳の痛み、強い不快感などにお悩みの方に対し、丁寧なカウンセリングとオーダーメイドの鍼灸治療を提供しています。
自宅でできる!「聴覚過敏」のセルフケアとおすすめツボ押し
鍼灸院での治療や医療機関での指示と合わせて、ご自宅でもできるセルフケアを取り入れることで、症状の緩和と回復をサポートできます。
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・環境調整と遮音: 症状が強い時期は、不快な音を完全にシャットアウトしない程度で、耳栓やイヤーマフを一時的に使用し、聴覚への負担を軽減しましょう。(医師の指導に従ってください)
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・リラックスと休息: 症状の悪化を防ぐため、十分な睡眠と、ストレスを解消するリラックス時間(入浴など)を意識的に確保しましょう。
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・簡単なツボ押し: 以下のツボを優しく押したり、温めたりするのも効果的です。
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・瘈脈(けいみゃく): 耳たぶの後ろ、下端のくぼみ。耳の奥の血流や緊張緩和に役立ちます。
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・尺沢(しゃくたく): 肘の内側の横シワ上。肺の経絡で、熱を冷ます働きがあり、聴覚過敏に伴う興奮を鎮めます。
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・神門(しんもん): 手首の横ジワの小指側、腱の内側。自律神経の安定や不安の緩和に効果的です。
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吉祥寺で「聴覚過敏」のつらさにお悩みなら、当院の鍼灸へご相談ください
「特定の音の苦痛から解放されたい」「ストレスによる聴覚の過敏性を改善したい」とお悩みではありませんか?吉祥寺にある当院では、聴覚過敏に伴うつらい症状にお悩みの方に対し、丁寧なカウンセリングとオーダーメイドの鍼灸治療を行っています。
あなたの体の悩みに寄り添い、心身の過剰な興奮を鎮め、音への耐性を高められるよう、心を込めてお手伝いさせていただきます。まずはお電話またはお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。
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