【吉祥寺 外転神経麻痺 鍼灸】物が二重に見える「複視」でお悩みの方へ

 

「急に物が二重に見えるようになった」「目を外側に動かせない」「めまいや吐き気がする」。このような症状に心当たりはありませんか? それは外転神経麻痺(がいてんしんけいまひ)かもしれません。外転神経麻痺は、目を動かす神経の一つである外転神経が何らかの原因で機能しなくなり、目が正常に動かせなくなる状態です。見た目だけでなく、日常生活に大きな支障をきたし、不安を感じる方も少なくありません。

この記事では、外転神経麻痺の主な症状と原因、そして、その改善に鍼灸がどのようにサポートできるのかをご紹介します。吉祥寺にある当院の鍼灸は、医療機関での治療と並行して、外転神経麻痺に伴う症状の緩和や、回復のサポートを目指します。

 


 

あなたの目の症状は「外転神経麻痺」かも?主な症状と必ず医療機関へ

 

外転神経麻痺は、目を外側に向ける働きをする「外転神経」が麻痺することで、目が内側に寄ってしまい、主に物が二重に見える「複視」の症状が現れます。

 

外転神経麻痺の主な症状

 

  • ・複視(物が二重に見える): 特に横に並んで二重に見えるのが特徴です。顔を動かしたり、片目を閉じたりすると二重に見える現象が消えることが多いです。

  • ・眼球運動の制限: 麻痺した側の目を外側に動かせなくなります。

  • ・目の位置のずれ(内斜視): 麻痺した目が内側に寄った状態になります。

  • ・代償性頭位: 物を正常に見ようとして、麻痺した目とは逆の方向に顔を回す(首をひねる)癖がつくことがあります。

  • ・目の疲れ、頭痛: 複視や不自然な目の使い方により、目の奥の痛み、疲労感、頭痛、めまい、吐き気を伴うことがあります。

 

重要な注意点:必ず医療機関を受診してください

 

外転神経麻痺は、脳腫瘍、脳動脈瘤、脳梗塞、糖尿病、多発性硬化症、外傷、炎症など、重篤な病気が原因となっている可能性があります。 これらの原因は早期に診断し、適切な医療的処置を受けることが非常に重要です。

上記のような症状に気づいたら、迷わず速やかに眼科や脳神経外科などの医療機関を受診してください。

吉祥寺にある当院の鍼灸治療は、医療機関での診断と治療を前提としたものであり、症状の緩和や回復のサポートを目的としています。


 

なぜ「外転神経麻痺」が起こるのか?その原因と全身への影響

 

外転神経麻痺は、外転神経そのものの障害、またはその神経が通る経路(脳幹、頭蓋底、脳の周囲)での圧迫や損傷によって引き起こされます。

 

外転神経麻痺の主な原因

 

  • ・脳血管障害: 脳梗塞、脳出血、脳動脈瘤などによる神経の圧迫や損傷が最も一般的な原因の一つです。

  • ・糖尿病: 糖尿病の合併症として神経障害が起こり、外転神経麻痺を引き起こすことがあります。

  • ・脳腫瘍: 脳内の腫瘍が外転神経を圧迫することで麻痺が生じることがあります。

  • ・頭部外傷: 交通事故などによる頭部の外傷で、神経が損傷することがあります。

  • ・炎症・感染症: 髄膜炎やウイルス感染などが原因となることもあります。

  • ・多発性硬化症: 中枢神経系の病気で、外転神経に影響が出ることがあります。

  • ・原因不明(特発性): まれに、原因が特定できない特発性の外転神経麻痺もあります。

 

全身への影響

 

外転神経麻痺は、目の症状だけでなく、全身に以下のような影響を及ぼすことがあります。

 

  1. 首・肩・頭部の筋肉の過緊張  複視を避けようと、無意識に顔を横に向けたり、顎を上げて物を見たりすることで、首や肩、頭部の筋肉に過度な負担がかかります。その結果、慢性的な頭痛や肩こり、首の痛みを引き起こします。

  2. 眼精疲労の悪化  常に二重に見える状態や、目を動かそうとする無理な努力は、目に極度の負担をかけます。目の奥の痛みや疲労感、ドライアイといった眼精疲労の症状を悪化させます。

  3. 自律神経の乱れ  外転神経麻痺による視覚的な不快感、日常生活の制限、そして原因疾患に対する不安は、大きな精神的ストレスとなります。このストレスは自律神経のバランスを乱し、不眠、イライラ、消化不良、めまい、吐き気などの全身症状を引き起こすことがあります。

 

東洋医学から見た「外転神経麻痺」に伴う症状

 

東洋医学では、目の麻痺や複視も体全体の「気(生命エネルギー)」や「血(血液)」の巡りの滞り、あるいは「肝」や「腎」といった臓腑の機能低下と関連付けて考えます。

 

  • 肝風内動(かんぷうないどう): ストレスや過労で「肝」のバランスが崩れ、体内で異常な「風」が生じると、目の筋肉の痙攣や麻痺、めまいなどを引き起こすと考えます。

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  • 気血不足(きけつぶそく): 全身のエネルギーや栄養が不足している状態。目の筋肉や神経に十分な栄養が行き渡らず、目の動きが悪くなると考えます。

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  • 瘀血(おけつ): 血流が滞り、古い血が体内に残っている状態。目の周りの血行不良が、神経の働きに影響を与えていると捉えます。

このように、単に症状のある部位だけでなく、全身の状態を総合的に見てアプローチするのが東洋医学の考え方です。


【吉祥寺 外転神経麻痺 鍼灸】がつらい症状にアプローチできる理由と目的

 

外転神経麻痺に対する鍼灸治療は、現代医療の診断・治療を補完する形で行われます。鍼灸単独で神経麻痺を治癒させるものではなく、あくまで麻痺によって生じる不快な症状の緩和や、回復過程のサポート、QOL(生活の質)の向上を目指します。

 

  1. 目の周り・頭部・首の血流改善  外転神経麻痺に伴う目の緊張、頭痛、肩こりは、目の周りや頭部、首の血流悪化が関係しています。鍼やお灸でこれらの部位のツボにアプローチすることで、滞った血流を促進します。これにより、目の周辺組織への酸素供給や栄養補給を促し、疲労物質の排出を助けます。                                                        

  2. 関連筋肉の緊張緩和  複視を避けようと無意識に力が入ってしまう首、肩、おでこなどの筋肉の緊張を鍼灸で緩めます。その結果、代償動作による頭痛や肩こりが軽減され、心身の負担が和らぎます。

  3. 自律神経のバランス調整  外転神経麻痺は、視覚的なストレスや原因疾患への不安から、自律神経のバランスを乱しやすい状態です。全身にあるツボを刺激することで、副交感神経を優位にし、リラックス効果を高めます。これにより、不眠の改善、精神的な安定が促され、全身の回復力を高めることに繋がります。

  4. 東洋医学的アプローチによる全身状態の底上げ  吉祥寺にある当院の鍼灸治療では、個々の患者様の体質(気血不足、肝風内動など)を東洋医学的に見極め、全身の気・血・水の巡りを整え、五臓六腑のバランスを調整します。これは、外転神経麻痺の回復を促すための土台作りであり、体全体の自然治癒力を高めることを目的とします。

 

吉祥寺で「外転神経麻痺」に伴う症状でお悩みなら当院の鍼灸へ

 

吉祥寺にある当院では、外転神経麻痺と診断され、現代医療での治療を受けられている方で、複視に伴う目の疲れ、頭痛、肩こり、めまい、不眠などの症状にお悩みの方に対し、丁寧なカウンセリングとオーダーメイドの鍼灸治療を提供しています。

 

  • 医師との連携を重視: 必要に応じて、かかりつけの医師との連携や情報共有を推奨し、安全で効果的なサポートを心がけています。

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  • 痛みに配慮した優しい鍼: 極めて細い鍼を使用し、患者様の痛みに最大限配慮した施術を行います。

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  • 全身のバランスを重視: 目の症状だけでなく、外転神経麻痺に伴う全身の不調、ストレス、自律神経の乱れなど、統合的な視点からアプローチします。


 

自宅でできる!「外転神経麻痺」に伴う症状のセルフケアとおすすめツボ押し

 

鍼灸院での治療や医療機関での指示と合わせて、ご自宅でもできるセルフケアを取り入れることで、外転神経麻痺に伴う症状の軽減を促すことができます。

 

  • ・目を休ませる: 無理に二重の像を見ようとせず、片目を覆うアイパッチの使用や、定期的に目を閉じて休ませることが重要です。眼科医の指示に従いましょう。

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  • ・目の周りの温めとマッサージ:

    • 温かいタオルやホットアイマスクで目の周りを温め、血行を促進します。

    • 目の周りの骨の縁を優しく指でなぞるようにマッサージします。

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  • ・首・肩のストレッチ: 顔を傾ける代償動作で凝り固まった首や肩の筋肉を、ゆっくりと無理のない範囲でストレッチしましょう。

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  • ・簡単なツボ押し: 以下のツボを優しく押したり、または円を描くようにマッサージしたりするのも効果的です。指の腹で気持ちいいと感じる程度の力で、5秒ほど押してゆっくり離すのを数回繰り返しましょう。

    • ・晴明(せいめい): 目頭のやや上、鼻の付け根にあるツボ。目の疲れ、血行促進に。

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    • ・陽白(ようはく): 眉毛の中央、瞳の真上にあるツボ。おでこの筋肉の緊張緩和に。

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    • ・承泣(しょうきゅう): 瞳の真下、目の縁の骨の上にあるツボ。目の神経や筋肉に。

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    • ・風池(ふうち): 首の後ろ、髪の生え際あたりで、耳の後ろの骨のすぐ下にあるツボ。首肩の緊張、頭痛、眼精疲労に。

 

日常生活でできるサポートと注意点

 

  • ・医師の指示に従う: 処方された薬の服用や、リハビリテーションなど、医療機関からの指示は必ず守りましょう。

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  • ・バランスの取れた食事: 目の神経機能や全身の回復に必要な栄養素を意識して摂取しましょう。

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  • ・十分な睡眠と休息: 目の神経や筋肉の回復には、質の良い睡眠が不可欠です。無理のない生活を心がけましょう。

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  • ・ストレス管理: 精神的ストレスは自律神経の乱れを悪化させ、症状にも影響します。リラックスできる時間を意識的に作りましょう。


 

吉祥寺で「外転神経麻痺」に伴う症状にお悩みなら、当院の鍼灸へご相談ください

 

「物が二重に見えるのがつらい」「頭痛や目の疲れがひどい」「回復を少しでも早めたい」とお悩みではありませんか?         吉祥寺にある当院では、医療機関での診断と治療を受けられている方で、外転神経麻痺に伴うつらい症状にお悩みの方に対し、丁寧なカウンセリングとオーダーメイドの鍼灸治療を行っています。

当院の鍼灸は、あなたの体質や症状に合わせ、全身のバランスを整えることで、自然治癒力を高め、快適な日常生活を取り戻すお手伝いをさせていただきます。まずはお電話またはお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

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