【吉祥寺寒暖差アレルギー鍼灸】突然のくしゃみ、鼻水でお困りの方へ

2025.08.04

「暖かい部屋に入った途端に鼻水が止まらない」「朝晩の冷え込みでくしゃみが連発する」「エアコンの風で鼻がムズムズする」。　　　　　このような症状に心当たりはありませんか？それは「寒暖差アレルギー」かもしれません。正式には「血管運動性鼻炎」と呼ばれるこの症状は、気温の変化に体がうまく適応できず、アレルギーのような症状を引き起こします。

この記事では、寒暖差アレルギーの主な症状と原因、そして、そのつらい症状の改善に鍼灸がどのようにサポートできるのかをご紹介します。吉祥寺にある当院の鍼灸は、医療機関での診断と治療を前提に、寒暖差アレルギーに伴う不調の緩和や、根本からの体質改善を目指します。

あなたの鼻の不調は「寒暖差アレルギー」？主な症状と必ず医療機関へ

寒暖差アレルギーは、特定の抗原（花粉やハウスダストなど）が原因となる一般的なアレルギー性鼻炎とは異なり、気温の変化が引き金となって自律神経のバランスが崩れることで発症します。

寒暖差アレルギーの主な症状

・鼻水: 水のようにサラサラとした透明な鼻水が出ます。
・くしゃみ: 連続してくしゃみが出ることがあります。
・鼻づまり: 鼻の粘膜が腫れて、鼻づまりを起こします。

一般的なアレルギー性鼻炎と異なり、目の周りのかゆみはほとんど見られないのが特徴です。

重要な注意点：必ず医療機関を受診してください

寒暖差アレルギーの症状は、風邪や花粉症と非常に似ています。自己判断で市販薬を使い続けると、かえって症状が悪化することもあります。適切な診断を受けるためには、まずは耳鼻咽喉科を受診することが必須です。

吉祥寺にある当院の鍼灸治療は、医療機関での診断と治療を前提としたものであり、症状の緩和や回復のサポートを目的としています。鍼灸単独で寒暖差アレルギーを治療するものではありません。

なぜ「寒暖差アレルギー」が起こるのか？その原因と全身への影響

寒暖差アレルギーの最大の原因は、気温の変化によって自律神経のバランスが乱れることです。

寒暖差アレルギーの主な原因

・自律神経の乱れ: 私たちの体は、気温に合わせて交感神経と副交感神経の働きを調整し、体温を一定に保っています。しかし、寒暖差が激しいと、この調整がうまくいかなくなり、自律神経のバランスが崩れて鼻の粘膜が過敏に反応します。
・不規則な生活習慣: 睡眠不足やストレス、運動不足などは自律神経のバランスを乱す原因となり、寒暖差アレルギーの症状を悪化させます。
・身体の冷え: 特に手足や首筋の冷えは、全身の血流を悪化させ、自律神経の働きを低下させます。

全身への影響

寒暖差アレルギーは、鼻の不調だけでなく、全身に以下のような影響を及ぼすことがあります。

頭痛や肩こり: 鼻づまりで口呼吸になったり、鼻をかむ動作で首や肩に力が入ったりすることで、頭痛や肩こりを引き起こすことがあります。
だるさ、倦怠感: 自律神経の乱れは、全身の血流を悪化させ、体が冷えやすくなります。その結果、だるさや倦怠感を感じることがあります。
精神的ストレス: 突然のくしゃみや鼻水は、仕事や人前での活動に支障をきたし、精神的なストレスとなります。

東洋医学から見た「寒暖差アレルギー」に伴う症状

東洋医学では、鼻の症状は「肺（はい）」の機能と深い関係があるとされます。また、寒暖差アレルギーのような症状は、冷えや血流の滞り、そして「気（エネルギー）」の巡りの悪さが原因だと考えます。

・肺気虚（はいききょ）: 「肺」の気が不足し、体のバリア機能が低下している状態。寒さや季節の変わり目に弱く、風邪をひきやすい体質だと考えます。
・脾虚湿盛（ひきょしつせい）: 消化器系（脾）の働きが低下し、体内の余分な水分（湿）がたまり、鼻水として現れると考えます。
・衛気虚（えききょ）: 外から来る寒さや風といった「邪気」から体を守る「衛気」が不足している状態。

このように、単に鼻の局所的な問題だけでなく、全身の状態を総合的に見てアプローチするのが東洋医学の考え方です。

【吉祥寺寒暖差アレルギー鍼灸】がつらい症状にアプローチできる理由と目的

寒暖差アレルギーに対する鍼灸治療は、現代医療の診断・治療を補完する形で行われます。鍼灸単独で寒暖差アレルギーを治癒させるものではなく、あくまで鼻の症状緩和、自律神経の調整、体質改善、QOL（生活の質）の向上を目指します。

自律神経のバランス調整: 寒暖差アレルギーの根本原因である自律神経の乱れにアプローチします。全身にあるツボを刺激することで、乱れた自律神経のバランスを整え、体温調節機能を高めます。
血流の促進と冷えの改善: 鍼やお灸で首、肩、背中などにあるツボを温めることで、全身の血流を改善します。これにより、冷えが改善され、鼻の粘膜の過敏な反応を和らげる効果が期待できます。
東洋医学的アプローチによる体質改善: 吉祥寺にある当院の鍼灸治療では、個々の患者様の体質（肺気虚、冷えなど）を東洋医学的に見極め、根本原因にアプローチします。体の内外のバランスを整え、体全体の自然治癒力や免疫力を高めることで、寒暖差アレルギーが起こりにくい体づくりをサポートします。

吉祥寺で「寒暖差アレルギー」に伴う症状でお悩みなら当院の鍼灸へ

吉祥寺にある当院では、寒暖差アレルギーと診断され、現代医療での治療を受けられている方で、突然のくしゃみ、鼻水、鼻づまり、頭痛、肩こりなどの症状にお悩みの方に対し、丁寧なカウンセリングとオーダーメイドの鍼灸治療を提供しています。

医師との連携を重視: 寒暖差アレルギーは耳鼻咽喉科での診断と治療が必須です。当院では、かかりつけの医師の診断を尊重し、安全で効果的なサポートを心がけています。
痛みに配慮した優しい鍼: 極めて細い鍼を使用し、患者様の痛みに最大限配慮した施術を行います。
全身のバランスを重視: 鼻の症状だけでなく、寒暖差アレルギーの背景にある自律神経の乱れや冷えなど、統合的な視点からアプローチします。

自宅でできる！「寒暖差アレルギー」に伴う症状のセルフケアとおすすめツボ押し

鍼灸院での治療や医療機関での指示と合わせて、ご自宅でもできるセルフケアを取り入れることで、寒暖差アレルギーに伴う症状の軽減を促すことができます。

・体を温める: 特に首、手首、足首の「首」のつく部分を温めると、全身の血行が良くなります。
・温かい飲み物を飲む: 冷たい飲み物を避け、温かい飲み物で内臓から体を温めましょう。
・簡単なツボ押し: 以下のツボを優しく押したり、円を描くようにマッサージしたりするのも効果的です。指の腹で気持ちいいと感じる程度の力で、5秒ほど押してゆっくり離すのを数回繰り返しましょう。
- 　・迎香（げいこう）: 小鼻のすぐ横にあるツボ。鼻づまり、鼻の通りを良くするのに。
- 　・風池（ふうち）: 首の後ろ、髪の生え際あたりで、耳の後ろの骨のすぐ下にあるツボ。頭痛や肩こり、自律神経調整に。
- 　・合谷（ごうこく）: 手の甲、親指と人差し指の骨が交わる付け根。全身の血行促進、精神的安定に。