変形性膝関節症、諦めていませんか?辛い膝の痛みに鍼灸治療。

「歩くと膝が痛い」「解散の上り下りが辛い」「正座ができない」「軟骨がすり減っていると言われた」

あなたの膝にこんなお悩みありませんか?変形性膝関節症と言われても諦めないでください!

当院の適切な評価と適切な鍼灸治療で、もう一度痛みがなく歩けるようになるかもしれません。どこへ行っても治らなかったという方は一度ご相談ください。

 

変形性膝関節症の重症度の分類

整形外科ではKellgren Lawrenceの分類 というものを使って評価していきます。

グレード0~4の5段階あり基本的にはGrade3から手術の適応になると言われています。

 

 

グレード別の特徴

 

グレード0

膝を深く曲げると違和感を感じたり、膝の周りがこわばったりなどの症状が見られます。

この段階で痛みを訴える方は少なく見逃されがちです。レントゲン上ではほぼ異常なしと言われるでしょう。

 

 

 

 

グレード1

膝に痛みが出るようになってきます。グレード0と同じで初期の段階は膝を深く曲げた時に違和感を感じることが多いです。

時々膝が炎症したり水が溜まるということも起きていきます。

この段階でレントゲンを撮ると少し隙間が狭いかなという状態で、最近では早期変形性膝関節症と言われています。

 

 

 

グレード2

ここから変形性膝関節症と診断がつくようになります。繰り返しの炎症は長期間の水腫により膝は腫れ健側とくらべて大きくなります。

この時期から膝の曲げ伸ばしに著名に制限がかかるようになり、特に膝がまっすぐ伸び切らないという状態が見られます。

階段を降りる時や動かし始めに特に痛みを感じやすくなります。

レントゲン上では骨棘ができ、軟部組織の摩耗が見られます。

 

グレード3

骨の隙間は正常の半分近くまで減り軟骨の摩耗も起きます。この時期になると深く曲げることがほとんどできなくなります。

膝も大きく腫れてO脚もパッと見ただけで分かるくらいになります。

また以前は動き初めだけだった痛みが歩くたびに出るようになるので日常生活にも大きな支障があります。

グレード3からは手術の適応となりますがギリギリ保存療法で何とかできる範囲だと思います。

 

 

グレード4

骨の隙間がほとんどなくなるので可動域もかなり制限されます。

この時期に入ってしまうと保存療法よりも手術して人工関節にした方が楽になる場合も多くあります。

しかし年齢やその他の要因で手術ができない、どうしてもしたくないという場合もあると思います。

そんな時は鍼灸治療が一番の出番だと私は思います。

鍼灸治療は関節を動かしたり、無理に負荷をかけたりすることがなく膝関節を治療することができるので治療後に悪化してしまうリスクも他の治療と比べると少ないと思います。

 

人工関節への手術は術後のリハビリがとても大変です。入院も長期間必要になったりと精神的にも、身体的にもとても負担が大きいです。早期の段階からしっかりとケアをすることで将来的に手術をしなくてもいいようになります。

 

なぜ膝に痛みが出るのか?

変形性膝関節症というと最初に思い浮かぶのが「O脚」ですよね。

「O脚だから痛くなるんでしょ?」ということをよく言われますが、私はO脚は膝の痛みの一番の原因ではないと考えます。

ではなぜ膝が痛くなるのか?理由は膝の捻じれにあります。

「膝が捻じれている」ん?どういうこと?と思った方も多いのではないでしょうか?これは病院でもほとんど言われません。

しかし多くの文献と経験から膝の捻じれが一番痛みの原因になっていると確信しています。

では膝が捻じれているとはどういうことか?

その前に膝関節の構造について軽く説明します。

膝関節は脛の骨「脛骨」と太ももの骨「大腿骨」それとお皿「膝蓋骨」の3つで構成されています。

厳密にいうと脛骨大腿関節と膝蓋大腿関節の2つからなり、一般的に言われる膝関節は脛骨大腿関節にあたります。

正常の膝関節はほんの少しX脚で内側に骨同士適度な空間がありますが、O脚になる内側の骨同士ぶつかるようになり軟骨や骨が削れて行きます。これが変形性膝関節症です。

青い線が正常。赤い線が180度を超えているため内側の隙間が狭くなっている。

 

では「膝の捻じれ」これはどういうことかというと、足を力を抜いて真っすぐ伸ばした時に、正常だと膝蓋骨の下端と脛骨粗面(オスグッドの時に痛くなる場所)の位置はほぼ同じにあります。

しかし膝に何らかの不調がある方は脛骨粗面が外に向いています。膝に痛みがほとんどの方は脛骨粗面が膝蓋骨の外側のライン上かそれを超えてしまっています。

膝の内側の筋肉や靭帯はほとんどが後ろから前に斜めに走行しています。こういった過度なストレスが痛みを引き起こしている原因といえます。

水色の丸が正常の位置。
下の白い〇が膝蓋骨の外側のラインを越えている。

 

変形性膝関節症への鍼灸治療

 

変形性膝関節症の鍼灸治療で特に重要視しているところをお伝えしていきます。

 

1.大腿二頭筋

俗にいうハムストリングスです。そしてこの筋肉が膝の捻じれに一番関与しています。ですので大腿二頭筋が硬くなっていないか丁寧に触診で確認し、硬くなっていれば丁寧に治療をしほぐしていきます。

ここがほぐれて膝の捻じれが解消されると曲げ伸ばしがスムーズになり痛みもかなり軽減します。

 

2.股関節と足関節

リハビリの業界では「膝は被害者」という言葉があります。下半身は股関節、膝関節、足関節の3つがありますが、膝以外ぐるぐるといろんな方向に動かすことができる関節です。

立って体を動かす時はそれらすべての関節を連動させてスムーズに動かしています。

しかし自由度の高い股関節や足関節の動きが悪くなってしまうと、間にある膝関節がその分補うように動かなければなりません。

膝関節はもともと曲げる、伸ばすの2つの動きしかありませんので、余計な動きが加わると早く消耗してしまいます。

ですので股関節と足関節の動きを良くすることは膝への負担を減らしスムーズな歩行を可能にします。

 

3.膝の伸展制限の改善

変形が進んでくると膝は伸びなくなってきます。膝が伸びないと変形はどんどん進行し悪循環に陥ります。

軟骨が減ってしまった分は難しいですが、できる限り膝がまっすぐ伸びるように近づけるだけでも痛みが減り、変形の進行を遅らせます。

膝の伸展制限に関わる組織は、膝蓋下脂肪体、膝窩筋、ハムストリングス、腓腹筋、内転筋などがあります。

どれが最も制限をかけているのか検査をし評価してから対象の組織に治療を行います。

 

これらの3つを軸に患者様のお悩み、膝の状態、全身の状態を細かくチェックをして治療を行います。

膝が痛いから膝に鍼を打つ、ではなく、なぜ膝に痛みが出ているのか?どこが原因で膝が伸びないのか?捻じれているのか?

しっかり評価して鍼をすることで最小限の刺激で最大限効果を引き出すことができます。

 

吉祥寺で「変形性膝関節症」に伴う症状にお悩みなら、当院の鍼灸へご相談ください

 

「階段の昇り降りが辛い」「歩くと膝が痛い」「正座ができない」とお悩みではありませんか?吉祥寺にある当院では、変形性膝関節症に伴うつらい症状にお悩みの方に対し、丁寧なカウンセリングとオーダーメイドの鍼灸治療を行っています。

あなたの膝の悩みに寄り添い、心身のバランスを整え、快適な毎日を取り戻せるよう、心を込めてお手伝いさせていただきます。まずはお電話またはお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

 

 

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