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首が勝手に傾く・震える…その不調、「痙性斜頸」かもしれません

吉祥寺の鍼灸が、つらい症状と根本的な体質にアプローチ
「首が自分の意思と関係なく傾いてしまう」「頭が揺れるような震えがある」「首や肩の激しいこりが治らない」――もし、こうした症状に心当たりはありませんか?それは、**痙性斜頸(けいせいしゃけい)**と呼ばれる病気かもしれません。
痙性斜頸は、首の筋肉が無意識のうちに収縮し、頭部が不自然な向きに傾いたり、揺れたりする病気です。これは「ジストニア」と呼ばれる不随意運動の一種で、身体的なつらさだけでなく、精神的なストレスも大きいのが特徴です。
この記事では、痙性斜頸の主な症状と原因、そして当院の鍼灸がどのようにそのつらい症状の緩和と根本的な体質改善をサポートするのかをご紹介します。
あなたの不調は「痙性斜頸」?主な症状と原因
痙性斜頸は、頭部が前後左右に傾いたり、捻じれたりする不随意な動きとして現れます。
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主な症状:
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頸部の不随意運動: 首が勝手に傾く、捻じれる、前や後ろに倒れる
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首や肩の激しいこり・痛み: 筋肉の異常な緊張による痛み
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頭部の震え(振戦): 頭が小刻みに揺れる
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眼のつっぱり: 視線のコントロールが難しくなることもあります
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重要な注意点:必ず医療機関を受診してください 痙性斜頸のような症状は、脳梗塞や腫瘍、パーキンソン病など、他の重大な病気が原因で起こる場合があります。自己判断はせずに、まずは一度、脳神経内科などの医療機関を受診し、適切な診断を受けることが必須です。当院の鍼灸治療は、医療機関での診断と治療を前提としたものであり、症状の緩和や回復のサポートを目的としています。
【なぜ「痙性斜頸」が起こるのか?その原因と全身への影響】 痙性斜頸の多くは、脳の深部にある「大脳基底核」という、運動を司る部位の機能障害が原因だと考えられています。脳から筋肉に送られる指令が乱れ、不自然な動きを引き起こしてしまうのです。
その背景には、以下のような要因が考えられます。
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精神的ストレス: 過度なストレスや不安は自律神経のバランスを乱し、症状を悪化させることがあります。
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疲労・睡眠不足: 心身の疲労は神経系の機能を低下させ、筋肉の緊張を高める要因となります。
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遺伝的要因: まれに遺伝的な要素が関与する場合もあります。
東洋医学から見た「痙性斜頸」と体質
東洋医学では、痙性斜頸のような筋肉の不随意な動きを、全身の「気(エネルギー)」や「血(血液)」の巡りの滞り、特に**「肝(かん)」**の機能と深く関連付けて捉えます。「肝」は、筋肉や筋の働き、そして精神的なストレスと関係が深いとされます。
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肝気鬱結(かんきうっけつ): 精神的ストレスや不満などにより「肝」の気の巡りが滞った状態。首や肩の筋肉が異常に緊張し、動きのバランスが乱れると考えられています。
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肝風内動(かんぷうないどう): 「肝」の機能が著しく乱れ、風(ふう)のような病理的変化が体内で起こった状態。手足や頭の震え、けいれんを伴うことがあります。
このように、単に「筋肉の異常」と捉えるのではなく、体全体のバランスを総合的に見てアプローチするのが東洋医学の考え方です。
つらい症状にアプローチできる理由と目的
痙性斜頸に対する鍼灸治療は、現代医療の診断・治療を補完する形で行われます。症状の緩和、心身のバランスを整え、再発しにくい体づくりを目指します。
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自律神経のバランス調整: 痙性斜頸の発症や悪化に深く関わるストレスや自律神経の乱れにアプローチします。全身にあるツボを刺激することで、心身をリラックスさせ、脳への負担を軽減します。
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筋肉の緊張緩和と血流改善: お腹や背中、手足にある消化器系と関連するツボに鍼を打つことで、胃腸の血流を改善します。これにより、胃の蠕動運動が活発になり、胃酸の逆流を防ぎ、消化機能が高まります。
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東洋医学的アプローチによる体質改善: 吉祥寺にある当院の鍼灸治療では、個々の患者様の体質(肝気鬱結、肝風内動など)を東洋医学的に見極め、根本原因にアプローチします。これにより、体の内外のバランスを整え、不随意な動きが起こりにくい体づくりをサポートします。
吉祥寺で「痙性斜頸」に伴う症状にお悩みなら当院の鍼灸へ
吉祥寺にある当院では、痙性斜頸と診断され、現代医療での治療を受けられている方で、首のこり、痛み、震えなどの症状にお悩みの方に対し、丁寧なカウンセリングとオーダーメイドの鍼灸治療を提供しています。
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医師との連携を重視: 痙性斜頸は医療機関での診断と治療が必須です。当院では、かかりつけの医師の診断を尊重し、安全で効果的なサポートを心がけています。
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痛みに配慮した優しい鍼: 極めて細い鍼を使用し、患者様の痛みに最大限配慮した施術を行います。
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全身のバランスを重視: 症状だけでなく、その背景にあるストレス、姿勢の歪み、不規則な生活など、統合的な視点からアプローチします。
自宅でできる!「痙性斜頸」のセルフケアとおすすめツボ押し
当院での治療や医療機関での指示と合わせて、ご自宅でもできるセルフケアを取り入れることで、痙性斜頸の症状の軽減を促すことができます。
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生活習慣の見直し: 十分な睡眠をとり、過度なストレスを溜めないように心がけましょう。疲労やストレスを感じたら、早めに休むことが大切です。
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簡単なストレッチ: 首や肩の筋肉を優しくほぐすストレッチは、血行を改善し、緊張を和らげる効果が期待できます。無理のない範囲で少しずつ行いましょう。
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簡単なツボ押し: 以下のツボを優しく押したり、温めたりするのも効果的です。指の腹で気持ちいいと感じる程度の力で、5秒ほど押してゆっくり離すのを数回繰り返しましょう。
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風池(ふうち): うなじの生え際、首の筋肉の外側にあるツボ。首肩のこりや頭痛に。
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合谷(ごうこく): 手の甲、人差し指と親指の骨が交わる付け根。全身の気の巡りを改善し、痛みを和らげます。
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太衝(たいしょう): 足の甲、親指と人差し指の骨が交わる付け根。ストレスによる気の滞りを改善します。
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吉祥寺で「痙性斜頸」に伴うつらい症状にお悩みなら、当院の鍼灸へご相談ください
「首の不随意な動きが続いてつらい」「薬に頼りたくない」とお悩みではありませんか?
吉祥寺にある当院では、痙性斜頸に伴うつらい症状にお悩みの方に対し、丁寧なカウンセリングとオーダーメイドの鍼灸治療を行っています。
あなたの体の悩みに寄り添い、心身のバランスを整え、快適な毎日を取り戻せるよう、心を込めてお手伝いさせていただきます。
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