【吉祥寺耳鳴り鍼灸】耳の奥の不快な音、めまいでお悩みの方へ

2025.09.07

「キーンという高い音が鳴り響く」「耳の奥でジーンと低い音が聞こえる」「音が気になって集中できない」。このような症状に心当たりはありませんか？それは「耳鳴り（みみなり）」かもしれません。耳鳴りは、周囲で音が鳴っていないのに、自分だけに音が聞こえる不快な症状です。原因は様々で、ストレスや疲労、自律神経の乱れが深く関わっていることも少なくありません。

この記事では、耳鳴りの主な症状と原因、そして、そのつらい症状の改善に鍼灸がどのようにサポートできるのかをご紹介します。吉祥寺にある当院の鍼灸は、医療機関での診断と治療を前提に、耳鳴りに伴う不調の緩和や、根本からの体質改善を目指します。

あなたの不調は「耳鳴り」？主な症状と必ず医療機関へ

耳鳴りは、その音の種類や性質が人によって異なります。

耳鳴りの主な症状

・耳の奥の不快な音: 「キーン」「ジー」「ピー」といった高音や、「ゴー」「ボー」といった低音が聞こえます。
・めまい・難聴: 耳鳴りと一緒に、めまいや聞こえにくさ（難聴）を伴うことがあります。これはメニエール病や突発性難聴などの病気のサインである場合があります。
・集中力の低下: 耳鳴りが気になって、仕事や勉強に集中できなくなります。
・不眠・イライラ: 静かな夜に耳鳴りが強くなることがあり、寝つきが悪くなったり、イライラしたりします。

重要な注意点：必ず医療機関を受診してください

耳鳴りは、メニエール病や突発性難聴、聴神経腫瘍など、治療を急ぐべき病気が原因で起こる場合があります。自己判断はせずに、まずは一度、耳鼻咽喉科などの医療機関を受診し、適切な診断を受けることが必須です。

吉祥寺にある当院の鍼灸治療は、医療機関での診断と治療を前提としたものであり、症状の緩和や回復のサポートを目的としています。鍼灸単独で耳鳴りを治療するものではありません。

なぜ「耳鳴り」が起こるのか？その原因と全身への影響

耳鳴りは、耳の機能の問題だけでなく、体の様々な不調が複雑に絡み合って発症すると考えられています。

耳鳴りの主な原因

・内耳の血流障害: ストレスや疲労、睡眠不足などにより、内耳の血流が悪くなると、耳鳴りが起こりやすくなります。
・自律神経の乱れ: ストレスや不規則な生活習慣は、自律神経のバランスを乱し、血流のコントロールがうまくいかなくなります。
・首や肩のこり: 首や肩の筋肉が硬くなると、頭部への血流が悪くなり、耳鳴りを引き起こすことがあります。
・顎関節症: 顎の関節の不調が、耳鳴りや頭痛の原因になることがあります。

東洋医学から見た「耳鳴り」と体質

東洋医学では、耳鳴りを、全身の「気（エネルギー）」や「血（血液）」の巡りの滞り、そして「腎（じん）」と「肝（かん）」の働きが深く関わっていると捉えます。

腎虚（じんきょ）: 東洋医学では「腎」が老化や生命エネルギーを司り、耳と深い関係があると考えられています。「腎」の機能が低下すると、耳鳴りや難聴が起こりやすくなります。
肝火上炎（かんかじょうえん）: 精神的ストレスで「肝」に熱がこもり、その熱が上（頭部）に昇って耳鳴りを引き起こしている状態。イライラや不眠を伴うことが多いです。

このように、単に「耳の問題」と捉えるのではなく、体全体のバランスを総合的に見てアプローチするのが東洋医学の考え方です。

【吉祥寺耳鳴り鍼灸】がつらい症状にアプローチできる理由と目的

耳鳴りに対する鍼灸治療は、現代医療の診断・治療を補完する形で行われます。鍼灸単独で耳鳴りを治癒させるものではなく、あくまでつらい症状の緩和、心身のバランスを整え、再発しにくい体づくりを目指します。

血流の改善と自律神経のバランス調整: 耳の周囲や首、肩、手足にあるツボに鍼を打つことで、頭部や内耳の血流を改善します。これにより、自律神経のバランスが整い、耳鳴りやめまい、不眠といった随伴症状の改善をサポートします。
筋緊張の緩和: 首や肩のこりが原因で耳鳴りが起こっている場合、鍼灸で筋肉の緊張を緩めることで、神経や血管への圧迫が軽減され、症状の緩和が期待できます。
東洋医学的アプローチによる体質改善: 吉祥寺にある当院の鍼灸治療では、個々の患者様の体質（腎虚、肝火など）を東洋医学的に見極め、根本原因にアプローチします。このように、体の内外のバランスを整えることで、耳鳴りが起こりにくい体づくりをサポートします。

吉祥寺で「耳鳴り」に伴う症状でお悩みなら当院の鍼灸へ

吉祥寺にある当院では、耳鳴りと診断され、現代医療での治療を受けられている方で、めまい、頭痛、不眠、首のこりなどの症状にお悩みの方に対し、丁寧なカウンセリングとオーダーメイドの鍼灸治療を提供しています。

・医師との連携を重視: 耳鳴りは医療機関での診断と治療が必須です。当院では、かかりつけの医師の診断を尊重し、安全で効果的なサポートを心がけています。
・痛みに配慮した優しい鍼: 極めて細い鍼を使用し、患者様の痛みに最大限配慮した施術を行います。
・全身のバランスを重視: 症状だけでなく、その背景にあるストレス、疲労、冷えなど、統合的な視点からアプローチします。

自宅でできる！「耳鳴り」のセルフケアとおすすめツボ押し

鍼灸院での治療や医療機関での指示と合わせて、ご自宅でもできるセルフケアを取り入れることで、耳鳴りの症状の軽減を促すことができます。

・十分な睡眠とリラックス: 毎日同じ時間に就寝・起床し、アロマや音楽などで心身をリラックスさせる時間を作りましょう。
・首や肩のストレッチ: 痛みのない範囲で、首をゆっくり左右に傾けたり、肩を回したりして、筋肉の緊張をほぐしましょう。
・簡単なツボ押し: 以下のツボを優しく押したり、温めたりするのも効果的です。指の腹で気持ちいいと感じる程度の力で、5秒ほど押してゆっくり離すのを数回繰り返しましょう。
- 　　・耳門（じもん）: 耳の穴のすぐ手前、口を開けたときにへこむ部分。耳鳴りや難聴に。
- 　　・翳風（えいふう）: 耳たぶの裏のくぼみ。耳鳴りやめまいに。
- 　　・合谷（ごうこく）: 手の甲、親指と人差し指の骨が交わる付け根。全身の気の巡りを整え、ストレスを和らげます。