【吉祥寺動悸鍼灸】心臓がドキドキ、胸の不快感でお悩みの方へ

2025.09.08

「心臓がバクバクと速く打つ」「急に胸がドキドキして不安になる」「息苦しさやめまいを伴う」。このような症状は、「動悸（どうき）」かもしれません。動悸は、心臓の鼓動を強く、あるいは速く感じる不快な症状です。重大な心臓の病気が原因の場合もありますが、ストレスや自律神経の乱れ、疲労などによって引き起こされることも少なくありません。

この記事では、動悸の主な症状と原因、そして、そのつらい症状の改善に鍼灸がどのようにサポートできるのかをご紹介します。吉祥寺にある当院の鍼灸は、医療機関での診断と治療を前提に、動悸に伴う不調の緩和や、根本からの体質改善を目指します。

あなたの不調は「動悸」？主な症状と必ず医療機関へ

動悸は、その感じ方が人によって様々で、自律神経の乱れが関係していることが多いです。

動悸の主な症状

・心臓が速く打つ: 心臓の鼓動が速くなり、ドキドキ、バクバクと強く感じる。
・胸の不快感: 心臓が止まるような感覚や、胸が締め付けられるような不快感がある。
・息苦しさやめまい: 動悸と一緒に、息苦しさやめまい、吐き気を伴うことがある。
・不安感: いつ動悸が起こるか分からないという不安や、このまま死んでしまうのではないかという恐怖感を感じる。

重要な注意点：必ず医療機関を受診してください

動悸は、不整脈、心臓弁膜症、狭心症など、命にかかわる心臓の病気や、甲状腺の病気が原因で起こる場合があります。自己判断はせずに、まずは一度、循環器内科などの医療機関を受診し、適切な診断を受けることが必須です。

吉祥寺にある当院の鍼灸治療は、医療機関での診断と治療を前提としたものであり、症状の緩和や回復のサポートを目的としています。鍼灸単独で動悸を治療するものではありません。

なぜ「動悸」が起こるのか？その原因と全身への影響

動悸は、心臓そのものの問題だけでなく、様々な要因が複雑に絡み合って発症すると考えられています。

動悸の主な原因

・自律神経の乱れ: ストレスや疲労、睡眠不足、更年期などは、心臓の働きをコントロールする自律神経（交感神経と副交感神経）のバランスを乱し、動悸を引き起こします。
・精神的ストレス: 精神的なストレスや不安は、交感神経を優位にし、心拍数を増加させます。
・生活習慣: カフェインやアルコールの過剰摂取、喫煙、睡眠不足も動悸の原因となります。
・冷え: 体が冷えると、血流が悪くなり、心臓に負担がかかることがあります。

東洋医学から見た「動悸」と体質

東洋医学では、動悸を、全身の「気（エネルギー）」と「血（血液）」の巡りの滞り、特に「心（しん）」と「肝（かん）」の働きが深く関わっていると捉えます。

・心血虚（しんけっきょ）: ストレスや過労で「心」の機能が低下し、「血」が不足した状態。心臓に十分な栄養が行き届かず、動悸や不眠、不安感として現れます。
・肝鬱化火（かんうつかか）: 精神的ストレスで「肝」の気の巡りが滞り、熱を持った状態。その熱が「心」に影響し、動悸やイライラ、不眠、口の苦みなどを伴うことが多いです。

このように、単に「心臓の鼓動」と捉えるのではなく、体全体のバランスを総合的に見てアプローチするのが東洋医学の考え方です。

【吉祥寺動悸鍼灸】がつらい症状にアプローチできる理由と目的

動悸に対する鍼灸治療は、現代医療の診断・治療を補完する形で行われます。鍼灸単独で動悸を治癒させるものではなく、あくまでつらい症状の緩和、心身のバランスを整え、再発しにくい体づくりを目指します。

自律神経のバランス調整: 動悸の発症や悪化に深く関わるストレスや自律神経の乱れにアプローチします。全身にあるツボを刺激することで、交感神経の興奮を鎮め、心身をリラックスさせ、動悸の頻度や強さを和らげる効果が期待できます。
血流の改善: 心臓や関連するツボ、手足の末端のツボに鍼を打つことで、全身の血流を改善します。これにより、心臓への負担を軽減し、心身の機能を安定させます。
東洋医学的アプローチによる体質改善: 吉祥寺にある当院の鍼灸治療では、個々の患者様の体質（心血虚、肝鬱など）を東洋医学的に見極め、根本原因にアプローチします。このように、体の内外のバランスを整え、動悸が起こりにくい体づくりをサポートします。

吉祥寺で「動悸」に伴う症状でお悩みなら当院の鍼灸へ

吉祥寺にある当院では、動悸と診断され、現代医療での治療を受けられている方で、息苦しさ、めまい、不安感などの症状にお悩みの方に対し、丁寧なカウンセリングとオーダーメイドの鍼灸治療を提供しています。

・医師との連携を重視: 動悸は医療機関での診断と治療が必須です。当院では、かかりつけの医師の診断を尊重し、安全で効果的なサポートを心がけています。
・痛みに配慮した優しい鍼: 極めて細い鍼を使用し、患者様の痛みに最大限配慮した施術を行います。
・全身のバランスを重視: 症状だけでなく、その背景にあるストレス、疲労、不規則な生活など、統合的な視点からアプローチします。

自宅でできる！「動悸」のセルフケアとおすすめツボ押し

鍼灸院での治療や医療機関での指示と合わせて、ご自宅でもできるセルフケアを取り入れることで、動悸の症状の軽減を促すことができます。

・リラックスする時間を作る: 深呼吸をする、好きな音楽を聴く、アロマを焚くなど、心身を落ち着かせる時間を作りましょう。
・生活習慣の見直し: カフェインやアルコールを控える、十分な睡眠を取る、適度な運動を取り入れるなど、規則正しい生活を心がけましょう。
・簡単なツボ押し: 以下のツボを優しく押したり、円を描くようにマッサージしたりするのも効果的です。指の腹で気持ちいいと感じる程度の力で、5秒ほど押してゆっくり離すのを数回繰り返しましょう。
- 　　・内関（ないかん）: 手首のシワから指3本分上、腕の中央にあるツボ。自律神経を整え、動悸や吐き気に。
- 　　・膻中（だんちゅう）: 左右の乳首を結んだ線の真ん中。胸の不快感や息苦しさに。
- 　　・神門（しんもん）: 手首の小指側、横のシワの端のくぼみ。精神的な安定、不眠に。