【吉祥寺花粉症鍼灸】くしゃみ、鼻水、目の痒みでお悩みの方へ

2025.09.19

「秋になるとくしゃみや鼻水が止まらない」「目が痒くてこすってしまう」「鼻が詰まって夜も眠れない」。このような症状は、「花粉症」かもしれません。花粉症は、スギやヒノキだけでなく、ブタクサやヨモギといった秋の花粉が原因で、アレルギー症状を引き起こす病気です。つらい症状は、仕事や学業、日常生活に大きな影響を及ぼします。

この記事では、花粉症の主な症状と原因、そして、そのつらい症状の改善に鍼灸がどのようにサポートできるのかをご紹介します。吉祥寺にある当院の鍼灸は、医療機関での診断と治療を前提に、花粉症に伴う不調の緩和や、根本からの体質改善を目指します。

あなたの不調は「花粉症」？主な症状と必ず医療機関へ

花粉症の症状は、目と鼻を中心に様々な不快感をもたらします。春だけでなく、秋に発症する方も増えています。

花粉症の主な症状

・鼻の症状: 連続したくしゃみ、透明でサラサラした鼻水、鼻づまり。
・目の症状: 目の痒み、充血、涙が出る。
・その他の症状: 喉のイガイガ感、肌荒れ、だるさ、頭痛、集中力の低下など。

重要な注意点：必ず医療機関を受診してください

花粉症のような症状でも、風邪や他のアレルギー、副鼻腔炎など、他の病気が原因で起こる場合があります。自己判断はせずに、まずは一度、耳鼻咽喉科や眼科などの医療機関を受診し、適切な診断を受けることが必須です。

吉祥寺にある当院の鍼灸治療は、医療機関での診断と治療を前提としたものであり、症状の緩和や回復のサポートを目的としています。鍼灸単独で花粉症を治療するものではありません。

なぜ「花粉症」が起こるのか？その原因と全身への影響

花粉症は、アレルゲンである花粉に対して、体の免疫機能が過剰に反応することで起こります。その背景には、様々な要因が複雑に絡み合っています。

花粉症の主な原因

・免疫機能の過剰反応: 花粉が体内に入ると、異物と判断され、抗体が作られます。再び花粉が入ると、この抗体と花粉が結びつき、ヒスタミンなどの化学物質が分泌され、アレルギー症状を引き起こします。
・自律神経の乱れ: ストレスや不規則な生活習慣は、自律神経のバランスを乱し、アレルギー症状を悪化させることがあります。
・冷え: 気温が下がる秋は、体が冷えやすくなります。体が冷えると、免疫機能が低下したり、鼻や喉の粘膜が過敏になったりすることがあります。
・食生活の乱れ: 偏った食生活や、腸内環境の悪化も、免疫機能のバランスを崩す原因となります。

東洋医学から見た「花粉症」と体質

東洋医学では、花粉症のようなアレルギー症状を、全身の「気（エネルギー）」や「血（血液）」の巡りの滞り、特に「肺（はい）」と「脾（ひ）」、「腎（じん）」の働きが深く関わっていると捉えます。

・肺気虚（はいききょ）: 東洋医学では「肺」が呼吸器系を司り、体のバリア機能を担っていると考えられています。「肺」の機能が低下すると、外部からの花粉を防ぐ力が弱まり、アレルギー症状が出やすくなります。
・脾虚湿困（ひきょしつこん）: 「脾」は水分の代謝を司ります。「脾」の機能が低下すると、体内に余分な水分が溜まり、鼻水やむくみといった症状につながります。

このように、単に「アレルギー」と捉えるのではなく、体全体のバランスを総合的に見てアプローチするのが東洋医学の考え方です。

【吉祥寺花粉症鍼灸】がつらい症状にアプローチできる理由と目的

花粉症に対する鍼灸治療は、現代医療の診断・治療を補完する形で行われます。鍼灸単独で花粉症を治癒させるものではなく、あくまでつらい症状の緩和、心身のバランスを整え、再発しにくい体づくりを目指します。

免疫機能のバランス調整: 免疫機能が過剰に反応する状態を整えることを目指します。全身にあるツボを刺激することで、自律神経を調整し、アレルギー反応を抑制する効果が期待できます。
鼻や目の症状の緩和: 鼻や目の周り、首、背中にあるツボに鍼を打つことで、局所の血流を改善します。**これにより、**鼻水や鼻づまり、目の痒みといった症状の緩和をサポートします。
東洋医学的アプローチによる体質改善: 吉祥寺にある当院の鍼灸治療では、個々の患者様の体質（肺気虚、脾虚など）を東洋医学的に見極め、根本原因にアプローチします。このように、体の内外のバランスを整えることで、アレルギー症状が起こりにくい体づくりをサポートします。

吉祥寺で「花粉症」に伴う症状でお悩みなら当院の鍼灸へ

吉祥寺にある当院では、花粉症と診断され、現代医療での治療を受けられている方で、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目の痒みなどの症状にお悩みの方に対し、丁寧なカウンセリングとオーダーメイドの鍼灸治療を提供しています。

・医師との連携を重視: 花粉症は医療機関での診断と治療が必須です。当院では、かかりつけの医師の診断を尊重し、安全で効果的なサポートを心がけています。
・痛みに配慮した優しい鍼: 極めて細い鍼を使用し、患者様の痛みに最大限配慮した施術を行います。
・全身のバランスを重視: 症状だけでなく、その背景にあるストレス、冷え、不規則な生活など、統合的な視点からアプローチします。

自宅でできる！「花粉症」のセルフケアとおすすめツボ押し

鍼灸院での治療や医療機関での指示と合わせて、ご自宅でもできるセルフケアを取り入れることで、花粉症の症状の軽減を促すことができます。

・花粉を避ける: 外出時はマスクや眼鏡を着用し、帰宅後は服を払い、手洗い・うがいを徹底しましょう。
・体を温める: 気温が下がる秋は、体を冷やさないように心がけましょう。特に首や肩、足首などを温めることが効果的です。
・簡単なツボ押し: 以下のツボを優しく押したり、温めたりするのも効果的です。指の腹で気持ちいいと感じる程度の力で、5秒ほど押してゆっくり離すのを数回繰り返しましょう。
- 　　・迎香（げいこう）: 小鼻の両脇のくぼみ。鼻づまりや鼻水に。
- 　　・印堂（いんどう）: 眉間の中心にあるツボ。鼻づまりや頭痛に。
- 　　・合谷（ごうこく）: 手の甲、親指と人差し指の骨が交わる付け根。全身の気の巡りを整え、鎮痛作用も期待できます。