お知らせ & コラム NEWS / COLUMN
耳の詰まり感が治らない?!それって耳管機能不全かも
耳が常に詰まっている感じがする。

そんな症状感じたことないですか?
飛行機やトンネルなどで一時的に感じたことあるという方は多いと思います。
しかし耳抜きをしても変わらない詰まり感は耳管機能不全が考えられます。
耳管機能不全とは?
まず、耳管とは耳と上咽頭(鼻)を繋ぐ細い管のことを指します。

耳管の役割は3つあり
・中耳空圧の調節
・分泌物の排泄
・細菌、異物などからの防御
が挙げられます。
耳管は普段は閉じていますが、あくびや嚥下の際に口蓋帆張筋(こうがいほちょうきん)が耳管軟骨を引っ張り耳管が開放します。
飛行機やトンネルで耳が変になった時、つばを飲み込むと良いと聞いたことがあると思います。
これは唾を飲み込むことで意図的に耳管を開き中耳空圧を調整しています。
そして耳管機能不全は2つのタイプがあります。
1つは耳管開放症。もう一つは耳管狭窄症です。
症状はどちらも似ており、耳の詰まり感、聴力低下、自声反響などがありますが、その病態は全く異なります。
【耳管開放症】
耳管が開いたまま閉じることができなくなった状態を言います。特に30~40代の女性に多い疾患です。
原因
・急激な体重減少
・脱水
・妊娠、経口避妊薬の内服
・腎透析
・加齢
などが挙げられます。
症状
・耳閉塞感
・自声強聴(自分の声が強く響く)
・呼吸音聴取
・難聴
があり、自声強聴と呼吸音聴取は耳管開放症の特徴的な症状になります。
また耳管開放症の場合、下を向いたり、横になって寝ていると耳管周囲の血液がうっ滞して耳管が圧迫され一時的に症状が緩和されることがあります。
【耳管狭窄症】
耳管開放症とは反対に耳管が常に閉じて開かないため様々な症状が現れます。

原因は耳管内因子と耳管外因子、両方因子に分けられます。
耳管内因子
・耳管の炎症
・シェーグレン症候群
・耳管内繊毛運動低下
耳管外因子
・鼻咽頭腫瘍
・アデノイド増殖症
耳管内外両方因子
・鼻アレルギー
・鼻咽頭、副鼻腔炎
また加齢により耳管周囲が硬くなることでも発症します。
【改善事例に学ぶ】耳管開放症による自声反響と耳の詰まり感が軽減したTさんのケース
T・Y様(30代・女性・デスクワーカー)
【主な悩み】 半年前に急激なダイエットと過労が重なってから、耳の詰まり感と、特に会話中に自分の声が頭の中に響く(自声反響)症状に悩まされていました。
下を向いたり横になったりすると一時的に楽になるものの、仕事中は常に症状が出現し、集中力低下と精神的なストレスを強く抱えていました。耳鼻科で「耳管開放症」と診断されました。
【当院のアプローチと経過】 東洋医学的な見立てとして、過労と脱水による「気血両虚(きけつりょうきょ)」(エネルギーと潤いの不足)と自律神経の乱れを確認。
全身の血流と活力を高めるための手足やお腹への施術を重点的に実施。
特に、首・肩の強い緊張(椎骨動脈の圧迫に配慮)を緩め、耳周囲のツボに優しく鍼刺激を行いました。
4回目の施術後、「自声反響が軽減し、呼吸音が聞こえる頻度が少なくなった」と報告。
6回目以降は、「耳の詰まり感がほぼ気にならなくなり、仕事中に症状を意識することが激減した」と実感。
全身のだるさや不眠といった体質の改善も同時に得られました。
【鍼灸師の視点】 耳管開放症は、耳管周囲の組織の血流や潤いの不足が深く関わっています。
鍼灸治療は、首肩の緊張を解消して耳への血流を回復させるとともに、全身の気・血といった活力を補うことで、耳管周囲の組織を安定させ、閉鎖機能をサポートします。
自律神経を整えることで、ストレスによる症状の悪化を防ぐ上でも有効です。
※効果には個人差があります。掲載には許可をいただいています。
【耳管機能不全への鍼灸治療】
どちらにも共通することは、首や肩周りの筋肉が硬くなっている人が多いということです。
なのでまずは、硬くなっている筋肉を鍼治療でしっかりと緩め体が治っていく土台を作ることが大事になります。
首、肩周りの筋肉が硬くなると椎骨動脈という心臓から脳へ繋がる血管が圧迫され、血液の循環が悪くなります。
この椎骨動脈の流れが悪くなると耳は様々なトラブルが起こりやすくなります。
急に音が聴こえなくなる突発性難聴も椎骨動脈の循環不全が原因という考え方もあります。
特に耳管開放症では耳管周りに血液が充分回っていないことで隙間ができ閉じることができなくなっていると考えます。
ですので耳管開放症は首、肩の筋肉の緊張を和らげ、耳周りのツボを刺激をし耳にしっかりと血液を送ることで改善を目指します。
そして耳管狭窄症の場合もまずはしっかりと首、肩周りの筋肉の緊張を取り除きます。
その後、口蓋帆張筋(こうがいほちょうきん)という筋肉に刺激を入れて耳管が開きやすくなるようにしていきます。
この口蓋帆張筋は直接刺激ができないため、同じ神経の支配を受ける顎の筋肉に鍼を刺し、間接的に刺激を入れます。
それと鼻炎や副鼻腔炎が原因となる場合は耳の治療だけでなく、鼻の治療も行います。
鼻炎や副鼻腔炎の治療は鼻の周りにあるツボを使うことで炎症反応を抑えることができます。

・もし耳の詰まり感がいつまで経っても治らなかったら、、、?
耳の詰まり感がなかなか治らずストレスを抱えていたら、まずは当院へご相談ください。
鍼灸治療は薬では治らなかった病気も治せる可能性を秘めています。
諦める前にぜひ一度鍼灸治療を受けてみてください。
監修・執筆者とチーム体制のご紹介
執筆責任者(監修)

執筆者: 院長 東 健太
-
鍼灸師
-
東京都鍼灸師 正会員
本コラムの内容は、院長の長年の臨床経験と専門知識に基づき執筆・監修し、その正確性を保証しています。

当院では、院長が監修した技術と東洋医学的なアプローチを、全スタッフが統一された高い水準で共有しています。
「どの先生に担当してもらっても安心できる」と患者様からご評価いただくよう、院長が定期的に指導を行っております。
チーム全員で、あなたのつらい耳管機能不全の症状改善をサポートさせていただきます。
【グループ院のご紹介】
東京α鍼灸院:中目黒駅
渋谷α鍼灸院:渋谷駅
三茶はりきゅう院:三軒茶屋駅
高田馬場はりきゅう院:高田馬場駅
ご予約はこちらから
\相談だけでも大丈夫ですのでお気軽に/
はじめての方も安心の返金保証制度をご用意しております。
たった一度のご来院でも、我々の専門知識と確かな技術で
お客様のお悩みの症状に対する概念を、きっと変えられると思ってます。
是非一度お気軽にご相談ください。

