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【吉祥寺 足根管症候群 鍼灸】足裏のしびれ、痛みに悩む方へ
「足の裏や指先がジンジンとしびれる」「内くるぶしの周りに鋭い痛みがある」「長時間立ったり歩いたりすると症状が悪化する」。このような症状は、「足根管症候群(そっこんかんしょうこうぐん)」の可能性があります。足根管は、内くるぶしの後ろを通るトンネル状の構造物で、この中を脛骨神経(けいこつしんけい)という太い神経が通っています。この管の中で、炎症やむくみ、足の変形(扁平足など)によって神経が圧迫されると、足の裏や指先に痛みやしびれが生じます。この症状は、腰椎疾患(ヘルニアなど)によるしびれと間違いやすく、適切な診断と治療が重要です。足裏のしびれは、歩行や立ち仕事に大きな支障をきたし、日常生活の質(QOL)を低下させます。
この記事では、足根管症候群の主な症状と原因、そして、神経の圧迫を緩和し、つらいしびれや痛みを改善するサポートに鍼灸がどのように役立つのかをご紹介します。吉祥寺にある当院の鍼灸は、医療機関での診断を前提に、足根管周辺の緊張緩和、下肢の血流・水分代謝の改善、そして痛みを繰り返さない体質への改善を目指します。
あなたの不調は「足根管症候群」?主な症状と必ず医療機関へ
足根管症候群によるしびれや痛みは、足裏の感覚器に影響を与えるため、歩行にも影響が出ることがあります。
足根管症候群の主な症状
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・足裏・足指のしびれ・痛み: 特に足の裏の指側や足の指先(親指から薬指側)にかけて、ジンジン、ピリピリとしたしびれや焼けるような痛みがあります。
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・内くるぶし周辺の圧痛: 内くるぶしのすぐ後ろにある足根管を叩いたり押したりすると、足の裏に放散する痛みやしびれが誘発されることがあります(ティネル徴候)。
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・夜間痛や安静時の悪化: 症状が進行すると、夜間や安静時にもしびれや痛みが現れ、睡眠が妨げられることがあります。
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・筋力低下・感覚鈍麻: 神経の圧迫が長期間続くと、足裏の筋肉の筋力低下や、足裏の感覚が鈍くなる(過敏になる)などの症状も現れることがあります。
重要な注意点:必ず医療機関を受診してください
足のしびれや痛みは、腰椎椎間板ヘルニアや糖尿病性の神経障害など、他の疾患が原因である可能性もあります。自己判断せずに、症状を自覚したら速やかに整形外科などの医療機関を受診し、適切な診断(画像検査や神経伝導検査など)を受けることが必須です。
吉祥寺にある当院の鍼灸治療は、医療機関での診断と治療を前提としたものであり、症状の緩和、神経周囲の血流改善、体質改善によるむくみや炎症の鎮静をサポートを目的としています。
なぜ「足根管症候群」が起こるのか?東洋医学から見た問題
足根管症候群は神経の圧迫が直接的な原因ですが、東洋医学ではその背景に「水分の代謝異常」や「生命エネルギーの不足」があると考えます。
東洋医学から見た「足根管症候群」と体質
東洋医学では、足のしびれや痛みを、五臓六腑の「腎(じん)」、「脾(ひ)」、そして「肝(かん)」の機能異常と強く関連付けて捉えます。
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・腎(じん)の機能低下と血流・水分代謝: 東洋医学で「腎」は下半身の活力を司るとともに、水分代謝にも深く関わります。「腎」の機能が低下すると、足首周辺のむくみが生じやすく、これが足根管内の圧力を高め、神経を圧迫する原因となると考えます。
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・脾(ひ)の機能低下と「湿」の滞り: 「脾(消化器系)」は、体内の水分を適切に運搬する働き(運化)を担います。「脾」の機能が弱ると、病的な水分(湿)が下半身に溜まりやすく、むくみとして足首周辺に影響を与え、症状を悪化させます。
- ・気血の停滞と肝腎の衰え: 足裏のしびれや痛みは、脛骨神経周辺の血流(気血の巡り)が滞っている「瘀血(おけつ)」の状態です。特に、筋や靭帯を司る「肝」と骨・腰を司る「腎」の機能が弱ると、足首周りの組織が脆くなり、症状が慢性化しやすくなります。
このように、足根管症候群を「神経の圧迫」だけでなく、「全身の水分代謝の異常や生命エネルギーの不足」として捉え、総合的な体質改善を目指します。

【吉祥寺 足根管症候群 鍼灸】がつらい症状にアプローチできる理由と目的
足根管症候群に対する鍼灸治療は、現代医療の診断・治療を補完する形で行われます。鍼灸は主に、神経周囲の血流改善、足首周辺の緊張緩和、そしてむくみを改善する体質調整を目的としています。
当院の施術:「局所の血流促進」と「全身の水分代謝改善」
当院の施術では、以下の流れで足根管症候群にアプローチします。
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足根管周辺の緊張緩和と鎮痛: 内くるぶし周辺のツボ(太渓、照海など)や、神経が圧迫されている足根管に沿った部位に鍼刺激を施します。これにより、神経周囲の血流を直接促進し、炎症を鎮め、つらいしびれや痛みの緩和を目指します。
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鍼通電療法(パルス療法): しびれや痛みが強い場合、鍼に微弱な電流を流す鍼通電療法(パルス療法)を併用することがあります。神経の興奮を鎮静し、感覚の異常を調整する効果を高めます。
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「脾腎」を整える水分代謝と全身調整(本治法): 東洋医学の観点から、水分代謝に関わる「脾」と「腎」の機能を高めるよう、手足や下腿のツボ(太白、地機、湧泉など)を調整します。全身のむくみを改善し、足根管内の圧力を下げ、再発しにくい体質へと導きます。
吉祥寺で「足根管症候群」に伴う症状でお悩みなら当院の鍼灸へ
吉祥寺にある当院では、足根管症候群と診断され、現代医療での治療を受けられている方で、慢性的な足裏のしびれ、夜間痛、むくみなどにお悩みの方に対し、丁寧なカウンセリングとオーダーメイドの鍼灸治療を提供しています。
自宅でできる!「足根管症候群」のセルフケアとおすすめツボ押し
鍼灸院での治療や医療機関での指示と合わせて、ご自宅でもできるセルフケアを取り入れることで、症状の悪化を防ぎ、回復をサポートできます。
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・足首のストレッチと安静: 症状が強い時は無理な運動を避け、足首をゆっくり回したり、ふくらはぎのストレッチを行ったりして、足根管周辺の筋肉の柔軟性を保ちましょう。
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・患部を温める: 足首から足裏にかけての冷えは血流を悪化させ、症状を強めます。入浴や足浴などで足首を温め、血流の改善を促しましょう。
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・簡単なツボ押し: 以下のツボを優しく押したり、温めたりするのも効果的です。
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・太渓(たいけい): 内くるぶしとアキレス腱の間。「腎」を補い、下肢のしびれやむくみに効果的です。
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・太白(たいはく): 足の親指の付け根、骨の後ろのくぼみ。「脾」を整え、消化器や水分の代謝改善に役立ちます。
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・湧泉(ゆうせん): 足の裏、土踏まずより指先側の中央で、足の指を曲げた時に凹む場所。足の疲れや全身の活力を高めます。
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吉祥寺で「足根管症候群」のつらさにお悩みなら、当院の鍼灸へご相談ください
「足裏のしびれで快適に歩けない」「むくみからくる神経の圧迫を緩和したい」とお悩みではありませんか?吉祥寺にある当院では、足根管症候群に伴うつらい症状にお悩みの方に対し、丁寧なカウンセリングとオーダーメイドの鍼灸治療を行っています。
あなたの体の悩みに寄り添い、神経の圧迫を軽減し、足裏の感覚を取り戻せるよう、心を込めてお手伝いさせていただきます。まずはお電話またはお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

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